世界中が任天堂「どうぶつの森」に夢中なワケ ソフトは品薄だがダウンロード版は購入可能

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自宅の改修で抱えたローンを完済して行くのも「あつ森」の醍醐味の1つなのですが、このローンはゲームの進行と共に莫大な金額となり、魚を売ったり、作った家具を売ったりでは返済がだんだんしんどくなってきます。

運がよければ一攫千ベルも可能(筆者撮影)

そこで活躍するのが「カブの売買」で、一攫千ベルを狙い、そのために日々「カブ価」の情報を交換しあっているのです。慎重で堅実派の人もいれば、ギャンブラータイプもいるのが面白いです。

もちろんカブに関しても「絶対に自分の島で完結させる」なんてプレイスタイルも「あつ森」では可能です。

品薄だがダウンロード版は購入可能

さて、3日間でパッケージ版が188万本とSwitchゲームとしては歴代1位の初週販売本数を記録し、今も品薄が続いていますが、ダウンロード版も購入可能なため、Switchを持っているがどうぶつの森は手に入らないという方は、この機会にダウンロード版を試すのもいいでしょう。

子どもが「あつ森」を欲しがっているものの、親がダウンロード版の存在を知らないで購入できずに困っているというケースをちらほら目にしています。なお、Amazonで「オンラインコード版」を購入することも可能で、この場合若干の割引がされているので、筆者はAmazonで購入しました。

オンラインコード版は購入後に入手できる「オンラインコード」を入力することでソフトウェアをダウンロード可能になります。

なお、友達の島に遊びに行くにはNintendo Switch Onlineの加入が必要です。このNintendo Switch Onlineの加入権には、個人プランとファミリープランの2種類があるのですが、Switch1台で子どもと「あつ森」を楽しむ分には個人プランの加入で大丈夫ですが、Switch2台以上の場合にはファミリープランの加入がお得になります。

ファミリープランは8アカウントまで年間4500円で利用できるのですが、若干「子どもアカウント」の管理が手間ではあるので、2台までなら手間を避けて、個人プランに2つ加入する人もいます。年間では300円の差になります。

さて、長期的な「うちですごそう」には「息抜き」が複数必要とテレワーク3カ月目に突入しようとしている筆者も体感しています。

映画を見るもよし、お取り寄せでおいしい料理を食べるもよし、その中の1つに「あつ森」を加えてみるのもよいのではないでしょうか。

世永 玲生 GMOインターネット特命担当、ゲームデザイナー

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よなが れお / Reo Yonaga

ソニー・ミュージックエンタテインメント、セガ、キューエンターテインメントを経て2010年から現職。2009年に自身が企画した「Matrix Music Pad」がアップルの年間ベストアプリに選出されるなどの実績を持つ。英App Annieが選ぶ日本のTOP10デベロッパーに個人チームで唯一選出される。鈴木みそのマンガ「ナナのリテラシー」に登場する天才ITコンサルタント山田甚五郎のモデル。元ファミ通殿堂入りゲームデザイナーの視点からの各種分析記事には定評がある。※記事は筆者の個人的見解であり、所属組織を代表するものではありません

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