世界中が任天堂「どうぶつの森」に夢中なワケ

ソフトは品薄だがダウンロード版は購入可能

Nintendo Switch版の「あつ森」は世界中で品薄状態となる大ヒットとなっています(筆者撮影)

テレワークが進んでいる中「Zoom飲み会」や、オンラインツールを使ったコミュニケーションが注目されていますが、ゲームを使ったコミュニケーションがじわじわと大人の間にも広がっています。Nintendo Switch用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(通称「あつ森」)の「おでかけ機能」は特に人気で、友達や家族の島に“遊びにいく”のがSNS上でもしばしば話題になっています。

2001年に始まった「どうぶつの森」シリーズは、若い女性や母親たちを中心にファンを獲得し、その後携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」用の「おいでよ どうぶつの森」で一気に広まりました。その後も「ニンテンドー3DS」用の「とびだせ どうぶつの森」、スマートフォン用アプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」と熱心なファンの心をつかみ、Switch版の「あつ森」は世界中で品薄状態となる大ヒットとなっています。

ダウンロード版だけで500万本を突破し(4月22日SuperData調べ)、シリーズ最高の売り上げになるのは間違いないと予想される「あつまれ どうぶつの森」でのコミュニケーションがなぜ人気なのかを掘り下げつつ、その魅力を伝えてみようと思います。

ゲームの中で「日常」を楽しむ

「あつ森」はいわゆる一般的なゲームと比べてゆるふわで、島の中で動物たちとコミュニケーションをしながら自分のペースで生活をする内容です。

いわゆるゲーム内での目標設定である「アチーブメント」、ゲーム内でのイベントの発生を管理する「フラグ」といった、ゲームを楽しく遊ぶための“仕組み”はもちろん素晴らしい任天堂クオリティで設計されているのですが、追い立てられるような目標設定のプレイ感にはなっておらず、自分のペースで楽しむユーザーが少なくありません。

筆者も攻略ページはいっさい見ず、自分のペースでゆったりとした島暮らしを楽しんでいます。

友人がお花の手入れに遊びにきてくれました(筆者撮影)

無人島を開拓し、自分好みの島にし、魚を釣り、昆虫採集をし、ガーデニングを行い、自分好みの動物と暮らす――。ただこれだけのことなのですが、現在不要不急の外出は避け、テレワークを行っている身としては“日常の生活”を行えることはとてもいい気分転換となっています。

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