世界中が任天堂「どうぶつの森」に夢中なワケ ソフトは品薄だがダウンロード版は購入可能

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島の表情は島ごとに異なり、「北半球」か「南半球」かでも異なりますし、時間ごとに異なるので、親子で早起きをして早朝にしか捕まえられない生き物を捕まえたり、日の出を見に行ったりといった楽しみ方をしているユーザーもいます。「流星群」が出ている島からはどこからとなくお誘いが来たりもします。

さて、「あつ森」では友人の“島”への旅行をインターネット経由で行えます。ここでは魚釣りや昆虫採集、買い物などが行えます。

また、友人とのフレンド状態が「ベストフレンド」だと、使える“道具”が増え、行動の幅も広がります。

友人の島に遊びに行く際には、飛行機から島を俯瞰でき、その人の島の全体像を眺めることが可能です。花の種類や、地形、そして魚や虫の種類は島ごとに、そして島が北半球なのか南半球なのかでも異なり、歩いているだけでも楽しいですし、友人のガーデニングのお手伝いをしたり、友人同士で自分の持っていない花や果物の交換をしあっても楽しいです。

友人からのプレゼントや交換で入手することは「物々交換」の世界にタイムスリップしたようで、お金を介さない世界で暮らしているような開放感が味わえます。ソロプレイでもこれらのアイテムは入手可能ですが、「物々交換」の楽しさを一度経験してみるのをおすすめします。こだわりを持ってすべて自分で集めるというプレイスタイルの人も友人にはいるので、これらのプレイスタイルも「自分次第」です。

もちろん、一般的なオンラインゲーム同様の「協力プレイ」が可能なイベントも用意されており、例えば「釣り大会」では友人と協力することで、1人でプレイするより有利にゲームを進めることも可能で、皆で盛り上がることも可能です。

ファッションや部屋をチェックするのが楽しい

友人の島に遊びにいくと、魚釣りや昆虫採集とともに僕が行うのがファッションチェックと、部屋チェックです。僕はまだ人に見せられる状態ではありませんが、友人の部屋に遊びに行くとその人の趣味が垣間見えて非常に楽しいですし、自分の部屋のカスタマイズの目標になります。

友達の部屋チェックは面白い(筆者撮影)

ほかにもデザイン可能な「島の旗」や作曲可能な「島メロ」などカスタマイズ可能な要素があり、ゲーム攻略と離れたところで、友人とのコミュニケーションにつながる要素が「あつ森」にはてんこ盛りです。

フェイスペイントなどもオリジナルで作れますし、オリジナルでデザインしたグラフィックを飛行機から眺めた際に見えるようにしてウェルカムボードを作っている島があったりと、本当に人それぞれの工夫を目にできる点は、おうちにいながら旅行している雰囲気を盛り上げてくれます。

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