新型コロナの中国湖北省、第1四半期は-39%成長 中心の武漢では中国の自動車の約10%を製造
[北京 21日 ロイター] - 新型コロナウイルスの発生源となった中国湖北省の統計局は21日、同省の経済が第1・四半期は39.2%のマイナス成長に陥ったと発表した。
統計局は、新型ウイルスの感染が突然拡大したことで経済と社会活動が前代未聞の影響を受け、第1・四半期は大部分の経済指標が大幅に悪化したとした。
湖北省の製造業生産は第1・四半期に前年同期比45.8%減。自動車や電気機器などを中心に減少した。新型ウイルスは湖北省の武漢市で発生。武漢市では中国で製造される自動車の約10%が製造されている。
中国国家統計局が17日に発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比6.8%減少。四半期の統計でさかのぼれる1992年以降で初のマイナスとなった。
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