部下からの「人望が厚い上司」が持つ3つの特徴 ピンチの時に部下は上司の対応力を見ている

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人望の厚いリーダーには「3つの面」がそろっていると言います。その「3つの面」を磨くには?(写真:EKAKI/PIXTA)  
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「その仕事、誰かに任せなさい!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

「人望のある上司」ってうらやましい

人望の厚い人に憧れませんか?

・〇〇さんに一生ついていきます!
・〇〇さんのためなら頑張れます!

自分に憧れ、自分を目標にしている部下がいたら、仕事を任せるのは簡単でしょう。

しかし、皆さんは、自分の人望に自信がありますか? 自分についてきてくれる部下は何人いますか?

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

私はこれまで、2万人を超えるリーダーを見てきました。その中には本当に人望の厚いリーダーが存在しました。

人望の厚い上司と部下のすばらしい空気感は、すぐにわかります。ずっと一緒にいることが前提なので、共に目指す未来にワクワクしていますし、「こんなことがあったね」と語り合う昔話も本当に楽しそうでした。

ただ一緒に仕事をするのではなく、志を共にし、リスペクトし合い、人生の大切な時を共有する。そんな関係性は、素直に憧れを感じます。

「人望」の集め方について興味を持ち、いろいろな本を探して読みましたが、意外にもズバリ「人望」を高めるものは見つかりませんでした。「人格」「生き方」を書いた本はあるのですが、どうすれば人々から憧れられ、尊敬され、人望を集める人物になれるのかについて論じたものは、ほとんど存在しなかったのです。

しかし、研究する中で、人望の厚い人の共通点は見えてきました。「人望を高めることはできるのか?」という問いに対して、今、私の答えはYESです。

「人望は、獲得可能な技術である」と考えています。

今回は、人望とは何か、どうすれば人望を高めることができるのかを解説します。

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