部下からの「人望が厚い上司」が持つ3つの特徴 ピンチの時に部下は上司の対応力を見ている
「人望のある上司」ってうらやましい
人望の厚い人に憧れませんか?
・〇〇さんのためなら頑張れます!
自分に憧れ、自分を目標にしている部下がいたら、仕事を任せるのは簡単でしょう。
しかし、皆さんは、自分の人望に自信がありますか? 自分についてきてくれる部下は何人いますか?
私はこれまで、2万人を超えるリーダーを見てきました。その中には本当に人望の厚いリーダーが存在しました。
人望の厚い上司と部下のすばらしい空気感は、すぐにわかります。ずっと一緒にいることが前提なので、共に目指す未来にワクワクしていますし、「こんなことがあったね」と語り合う昔話も本当に楽しそうでした。
ただ一緒に仕事をするのではなく、志を共にし、リスペクトし合い、人生の大切な時を共有する。そんな関係性は、素直に憧れを感じます。
「人望」の集め方について興味を持ち、いろいろな本を探して読みましたが、意外にもズバリ「人望」を高めるものは見つかりませんでした。「人格」「生き方」を書いた本はあるのですが、どうすれば人々から憧れられ、尊敬され、人望を集める人物になれるのかについて論じたものは、ほとんど存在しなかったのです。
しかし、研究する中で、人望の厚い人の共通点は見えてきました。「人望を高めることはできるのか?」という問いに対して、今、私の答えはYESです。
「人望は、獲得可能な技術である」と考えています。
今回は、人望とは何か、どうすれば人望を高めることができるのかを解説します。