アパホテル社長「コロナ時代を生き抜くために」 患者受け入れを決めた女性経営者の処世術
人は、お金とか役職とか、いろいろなものを得るたびにしがらみに縛られていく。既得権益を奪い去るのが難しいように、人は一度得たものをなかなか捨てられなくなるものなんです。すると、できないことがどんどん増えてくる。
ですから、何もないっていうのはね、何でもできるってことと同じことだと考えてご覧なさい。何もない今のあなたこそ、最強なんですよ!
そして、どんなに時代が不安定で移り変わったとしても、自分の人生は自分のもの。それだけは変わらぬ事実です。
他人にどう思われるかなんて気にせず、あなたはあなたらしく、あなたの好きなように生きてください。
今すぐできることからトライしてみて
私はね、今72歳なんですけど、華やかなお帽子やミニスカートが大好き。お気に入りのお洋服を着て、皆さんのために一生懸命仕事をするのが、私らしいなって思っています。そしてそれは、90歳になったって変わらないでしょうね。
「その歳でミニスカートはきついよ」なんておせっかいを言う人がいるかもしれないけれど、「あら、私に注目してくれてありがとう」って言ってあげればいいだけのこと。何を言われようと、全然気にしません。
だって、私が幸せかどうか決めるのは、私ですからね。「自分は世界一の幸せ者だ」って思えるなら、それでいいじゃないですか。そう考えるのはタダですよ。
さぁ、今すぐできることからトライしてみて。そして、「ピンチはチャンス」「自分は世界一の幸せ者」って口癖のように唱えてみて。あなたの人生も、いい方向に動き出すはずですよ。
(取材/横川良明 、企画・文/栗原千明(編集部)、撮影/赤松洋太)
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