アパホテル社長「コロナ時代を生き抜くために」 患者受け入れを決めた女性経営者の処世術

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もしもあなたが不安定な世の中を生きていくことに不安を感じているなら、今すぐ勉強しましょう。経済のこと、環境のこと、あなたの生活に関わることをしっかり学んでください

はっきり言いますが、近道はありません。

豊かな知識は、あなたが幸せに生きるために欠かせない財産であり、武器になります。そして、自分の目でしっかり世界を見渡せるようになってこそ、無用な心配ごとからも解放されるんです。

もちろん、いつもどおりの日常が送れなくて気落ちしてしまうのは仕方のないこと。日経平均もガクッと下がって世の中も停滞ムードだし、何となく暗くなってしまうのもわかります。

でもね、そんなときこそ自分で気を立て直して、戦略を練るの。「このどうしようもないピンチをチャンスに変えるには、いったいどうしたらいいんだろう」って。

ポジティブマインドって決して感情論ではなく、知識と戦略の積み重ねなんですよ。不安定な未来を明るく生き抜ける人というのは、ちゃんと学んで、自分の頭で考えて答えを出せた人たちだけなんです。

何もないなら、何でもできる。今のあなたが最強よ!

また、どんなときでも挑戦することをやめないのは大事ね。不安定な時代だからって、守りに入っても仕方ない。自分らしく、やれることはどんどんやっていきましょう。

「自分らしく、やれることはどんどんやっていきましょう」と話す元谷社長(写真:Womantype編集部)

世の中がこんなときだから……なんて、やりたいことに挑戦するのをやめたり、何かを我慢したり、遠慮することはないんじゃないかしら?

でも、こういうことを言うとね、「自分には何もできることがないんです」なんていう方もいるんですよ。私から言わせると、絶対にそんなはずはありません。

若くて経験がない、何も成し遂げていない、地位も名誉も何もない……。そんなの最高じゃないですか。何もないなんて、1番の自由よ?

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