社会的距離を越えてコロナの時代と向き合う 世界の知性が問う今後の「グローバル経済」

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ではどうするのか。歴史学者の読み解く「危機の本質」は、歴史のどのポイントまでさかのぼることで見えてくるのか。そして、今後に向け、どんなマインドで、どんなビジョンを持って立ち上がり歩き始めるべきなのか。

私たちはどんなビジョンを持つべきか

番組の制作中、2019年の夏に放送された「欲望の貨幣論2019」において、かねてより資本主義のはらむ本源的な不安定性を追究してきた岩井克人さんが口にした言葉が、脳裏をかすめた。

「資本主義ほど単純な原理はないんです。利潤が多ければ多いほどいいんですから。私はこれ以上、単純な原理を知りません。ゆえに必然的にグローバル化するんです」

上の画像をクリックすると、「コロナショック」が波及する経済・社会・政治の動きを多面的にリポートした記事の一覧にジャンプします

岩井さんが繰り返し強調された「単純」さ。それに対抗する「複雑」さは、今どこに?

このほかにも、ルチル・シャルマ、ペリー・メーリングらの俯瞰した洞察、そしてまた日本では小幡績氏、飯田泰之氏、早川英男氏ら、それぞれの視点から今回の事態を読み解くみなさんへの緊急取材でお送りする。

単純化=グローバル化だからと言って、複雑化=ローカル化と、「単純」には考えず、こちらも番組でご一緒にお考えいただければ幸いだ。

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