多くの男性が勘違いする「清潔感」の本当の意味 「風呂に入れば清潔」の発想は一度捨てよう

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男性がよくやってしまいがちなミスは、清潔感の基準点をクリアしないままに、個性を出そうとしてしまうこと清潔感を伴わない個性は、信頼性が求められるビジネスの場にふさわしくなく、好感度につながることはまれでしょう。

正しいスキンケアでどこまで変われる?

このように清潔感の定義を考えると、スキンケア(お肌の手入れ)だけでは不十分なことは確かです。しかし、肌が美しいということが与えるインパクトは絶大。肌が美しいだけで爽やかで清々しく見えるものです。

「よし、ならばスキンケアをしよう!」と思い立った方に、お伝えしたい注意点は、「時間とお金をかければかけるほどキレイになるわけではない」ということです。

知っておくべきは、最小の時間と手間で、最大の効果を引き出すためのコツです。

筆者は、「時短美容の3Step」を提唱しています。具体的には、朝であれば「洗顔→保湿→日焼け止め」のたった3つを、合計3分で行う、シンプルなケアです。

夜については、入浴時に洗顔も一緒に済ませれば、保湿アイテム1種類を塗るだけの30秒ケアだけでOK。

洗顔料や保湿剤は、自分の肌悩みにあった成分入りのものを探してみるといいでしょう。例えば脂性肌の悩みがある人は「ビタミンC」入りのものを。乾燥肌の人は「セラミド」という成分が入ったものを使用するといった具合です。

美容初心者の男性の方を見ていると、インターネットの情報をいろいろ取り入れすぎて肌をかえって痛めつけてしまっている方が多い、と感じます。とくに脂性肌を気にする男性は、洗顔で皮脂を落とすことばかりに気をとられ、保湿不足になっていることも多いです。

皮脂を取り除きすぎてしまうと、肌はそれを察知してさらに皮脂分泌するため、どんどん毛穴が鍛えられてしまいます。つまり、本来なら皮膚にとって必要な皮脂まで取ってしまうことで肌が乾燥してしまい、ますます皮脂の分泌が止まらなくなるケースがあります。

この悪循環を断ち切るのに必要なのが、「保湿」です。保湿をしっかりしておけば、皮脂を取っても皮脂分泌は進みにくくなります。意外とこの点は見落とされがちです。

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