新型コロナ予防に有効な「正しい手洗い方法」

イメージは外科医の両手を上げたあのポーズ

手を洗う前に爪は短く切り、装飾品は外しましょう(写真:PeopleImages/iStock)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、手洗いうがいの重要性、そしてマスクの需要が急激に高まっています。当たり前にできている!と思っている方こそ、意外な落とし穴があるかもしれませんので、ぜひ再度チェックするつもりで読んでいただけたらと思います。

まず手洗いですが、手を洗う前には簡単な準備が必要です。まず短く爪を切ること。長い爪は指先が洗いづらく、皮膚を傷つけることにもつながります。

次に指輪や時計、ブレスレットなどの装飾品を外します。これらを着けていると、はめた場所が洗えず不潔なだけでなく、アクセサリー自体に水が掛かることや、装飾に指が引っかかるのを無意識に避けてしまい、その周りの部分も洗えなくなってしまいます。外出先での紛失が怖い場合は、せめてずらして洗いましょう。

長袖の服は、しっかりと肘まで袖をまくることも大切です。

水温は何度でも構いませんが、温度調整ができる場合はぬるま湯で洗うこともよいでしょう。温度に予防効果はないものの、冷たく筋肉が強張った状態で洗うよりもよく手を動かして洗うことができます。

いまさら聞けない「手洗いのキホン」

それではいよいよ手の洗い方です。医療現場では患者さんと接する際の手洗いが重要視されており、特に手術前の医師は肘まで、前腕の中央くらいまで、手首までと3回も手を洗います。さすがにこれを私たちが日常的にやるのは難しいですが、医師が手洗いのときに特に気をつけているのは「肘より手を下げない」ということです。

イメージは外科医が手術用手袋をキュッ!とはめて両手を上げたあのポーズ。指先を一番キレイにするわけですから、汚れを水とともに腕のほうへ流してしまうというわけです。肘の石鹸を洗い流すときでさえも、手先を下げないように体をかがめて前腕から水を伝わせて洗い流すほど徹底しています。

ご家庭の洗面台は低いので、なかなか難しいかもしれませんが、少しかがんで、腕を立てるのではなく、横に寝かせる感じで指先のほうを少し上げていただくだけでも効果はあると思います。

洗う順番は手のひら・手の甲→指先や爪の間→指の間→親指→手首が一般的です。文字ではなかなかお伝えするのが難しいですが、厚生労働省などの各機関が手洗いの手順をイラストでわかりやすく示していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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