先輩C:いまのゴルフ場の状況って、何か情報ある?
筆者A:PGM(最大級のゴルフ場運営会社)の広報によると、3月8日までの情報ですが「全国142コースで3組以上のコンペのキャンセルは1000件を超えている」という話でした。これだと、1コンペ最低10人としても1万人以上、1人1万円とすれば億単位になる。これがいつまで続くかわからない。僕も2つ、コンペがなくなりました。
個人客のデータはないのですが、さっきフロントで聞いたら、コンペやパーティーのキャンセルは多いそうですけど、結構人は来ている。ただ、風呂はすいているようです。感染リスクを高めるとのことで。
先輩B:コロナ対策といっても、ゴルフ場もなかなか難しい。
筆者A:PGMでは、クラブハウスに立ち寄らないようにするスルーラウンド(休憩なしで1ラウンド)や、食事でもビュッフェスタイルを中止しているとのことです。
先輩C:ゴルフはしたいけど、人との接触は避けたい、ということだな。マイカーで来て、ゴルフをやって、さっと帰る。
筆者A:練習場もこの前のぞいてみたんですが、平常どおりというか、昼間だったのでいつもは高齢者が多いんですけど、20~40代も多かったようにみえました。
プロゴルフにも多大な影響
ゴルフは進んでいく。久しぶりに外で動いているという満足感もある。
後輩D:ゴルフのトーナメントも大変ですよね。女子は2試合中止だし、これからも増えていく感じですよね。
筆者A:男子は4月開幕なので、プロ野球やJリーグの動向なども含めてまだ様子見だろうけど、すぐに収まるとは思えない。大相撲が無観客で開催する決断をしたけど、オープンエアのゴルフなら無観客でやれる。ただ、スポンサーにとってはプロアマ戦が大事なので、この時期にクライアントを招待できるかという問題もある。
先輩B:選手の中から感染者が出たりしたら、スポンサーのイメージもあって、なかなか難しい決断だと思う。
筆者A:みんなが自粛っていう時期に、開催っていうと、批判もされるだろうし。
先輩C:首相が「自粛要請」といってあいまいにするから、こうなってしまう。責任を取らない、うまい言い方だよ。休校も、結局は自治体判断に任せていて、本人が責任取る、批判も受けるっていう姿勢はあまり感じられない。
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