お金がないと英語が学べないと思う人の大誤解 「海外留学独自のメリット」は自分で作れる

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③英語ラジオ
「ミニ海外」の雰囲気作りに1番役立ったのが「英語ラジオ」だ。

『英語日記BOY~海外で夢を叶える英語勉強法』(左右社)書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。

このラジオは「リスニング練習」ではない。いつかの海外生活を見越した「英語が耳に入ってくる状況」に慣れるためのアイテムとして使うのだ。

英語のラジオを部屋に常時流しておくことで、「ここは海外だ、自分はいま留学している」と錯覚させ、モチベーションを上げる。不思議なことに、耳から聞こえてくる言語がすべて英語になると、自分の口からも英語が出てきやすい。これが「環境」を作るということなのだと思う。とにかく「ここは海外だ」と本気で思い込む。ぜひ皆さんにもやってほしい。

オススメは、ニューヨーク公共放送局のインターネットラジオである「WNYC」のウェブサイト。

リアルタイムで流れているラジオをそのまま流しっぱなしにできる(写真:WNYCより)

④英語版漫画
最後は「英語版漫画」だ。「英語タイム」にどうしても漫画が読みたくなってしまった僕は「漫画も英語で読めばいいのだ」と考えた。いま、有名な漫画であれば、英語版が一通りAmazonで購入できる。Kindleもある。ちなみに僕は『DEATH NOTE』を買った。

「英語版漫画」のオススメは、すでにある程度ストーリーを知っている漫画を選ぶこと。なぜなら、ストーリーを知っていると「英語セリフと日本語セリフの照らし合わせができる」ため、「あのセリフ、英語ではこんなふうに言うのか!」と、読むたびに発見があり、英語表現の勉強になる。

「英語タイム」中にニュースや英語Twitterを見るのは非常に勉強になり、充実の時間ではあるが、どうしても「娯楽」的な要素が欲しくなるときがある。そんなときに「英語版漫画」は「娯楽」「勉強」どちらの要素も満たしてくれるので、僕の英語学習の「最高のスパイス」になった。

新井 リオ Designer/Illustrator

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あらい りお / Rio Arai

1994年生まれ。立教大学社会学部卒。19歳から独学で英語とデザインを学ぶ。2016年カナダに渡り、フリーランスデザイナーに。「英語日記」による勉強法をつづったブログが、約2年にわたり「英語 独学」Google検索1位(累計300万PV)を記録。ロックバンドPENs+のボーカルとして、2012年に日比谷野音で開催された閃光ライオットに出場。

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