お金がないと英語が学べないと思う人の大誤解 「海外留学独自のメリット」は自分で作れる
大学に入りたての頃「海外留学」がしたくて仕方がなかった。もっと言うと「海外留学しなければ英語が話せるようにならない」と思い込んでいた。だからこそ、金銭的に留学ができない自分の家庭環境がもどかしかった。
しかし、ここで常識を疑うのだ。日本語に置き換えて考えてみる。確かにうちは裕福ではなかったが、僕は「日本語」が話せる。日本に生まれたから当たり前? そうかもしれない。日本語を話す「環境」が整っていたから。
そう、言語習得において大事なのは「お金」ではなく「環境」なのだ。確かに、海外へ留学してしまえばいやが応でもその「環境」を手に入れることができるかもしれない。しかし、同じ語学学校に通う日本人とばかり遊んでしまえば、それは「海外で『日本と同じ環境』を作ってしまっている」ことになる。
ここであることを思いつく。それならば、逆に日本に「海外と同じ環境」を作ることも可能ではないか?
海外留学のメリットは日本で再現できる
実際、過去に10日間とはいえカナダツアーを体験した僕は、英語が話せるようになる過程において、「高額なお金を払って行く海外留学」が絶対条件ではないことに気がつく。
「語学習得」における「海外留学独自のメリット」をあえてあげるなら、
・生活で自然と聞こえてくる言語が英語という環境
この2つが考えられる。それならば、この2つの「環境」を日本で再現し、勝手に「留学(のようなもの)」をしてしまおうと考えた。
日本で留学するために僕がまずやったことは、英語タイム制度の導入だ。英語タイム制度とは「毎日最低3時間、使う言語をすべて英語にする」というもので、具体的には、次の2つをやった。
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