お金がないと英語が学べないと思う人の大誤解

「海外留学独自のメリット」は自分で作れる

留学も参考書もいらない独自の英語学習法をお届けします(写真:『英語日記BOY』(左右社)より)
書いたブログが「英語 独学」Google検索1位を獲得した新井リオ氏。彼が考える英語力を身に付けるために「お金」以上に大事なものとは? 留学経験も参考書もいらない独自の英語学習法を明かした書籍『英語日記BOY~海外で夢を叶える英語勉強法』より一部抜粋、再構成してお届けします。

大学に入りたての頃「海外留学」がしたくて仕方がなかった。もっと言うと「海外留学しなければ英語が話せるようにならない」と思い込んでいた。だからこそ、金銭的に留学ができない自分の家庭環境がもどかしかった。

しかし、ここで常識を疑うのだ。日本語に置き換えて考えてみる。確かにうちは裕福ではなかったが、僕は「日本語」が話せる。日本に生まれたから当たり前? そうかもしれない。日本語を話す「環境」が整っていたから。

そう、言語習得において大事なのは「お金」ではなく「環境」なのだ。確かに、海外へ留学してしまえばいやが応でもその「環境」を手に入れることができるかもしれない。しかし、同じ語学学校に通う日本人とばかり遊んでしまえば、それは「海外で『日本と同じ環境』を作ってしまっている」ことになる。

ここであることを思いつく。それならば、逆に日本に「海外と同じ環境」を作ることも可能ではないか?

海外留学のメリットは日本で再現できる

実際、過去に10日間とはいえカナダツアーを体験した僕は、英語が話せるようになる過程において、「高額なお金を払って行く海外留学」が絶対条件ではないことに気がつく。

「語学習得」における「海外留学独自のメリット」をあえてあげるなら、

・英語を話せる相手が目の前にいる環境
・生活で自然と聞こえてくる言語が英語という環境

この2つが考えられる。それならば、この2つの「環境」を日本で再現し、勝手に「留学(のようなもの)」をしてしまおうと考えた。

日本で留学するために僕がまずやったことは、英語タイム制度の導入だ。英語タイム制度とは「毎日最低3時間、使う言語をすべて英語にする」というもので、具体的には、次の2つをやった。

次ページ「環境を整える」ためにやった2つのこと
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