日経平均は329円安、アップル関連株が売られる

再び「心理的節目の2万3000円」を割れるのか

 2月18日、東京株式市場で日経平均は4日続落した。写真は東京株式市場で2018年10月撮影(2020年 ロイター/ISSEI KATO)

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落した。米アップル<AAPL.O>が新型コロナウイルス流行の影響で1─3月期売上高が会社予想に未達となりそうだと発表したことが嫌気され、朝方から値がさの電子部品株や半導体関連株が売られた。午後もアジア株が軟化し、投資家心理は上向かなかった。今晩の米国株市場とアップル株がどのような動きになるかも注目されているという。

米アップルは、中国での生産拠点がフル稼働に達していないため、「iPhone」の供給が「一時的に制約を受ける」見通しとし「iPhoneの供給制約が、世界中で売上高に一時的に影響する」との見方を示した。

これを受けて、東京市場では朝方から村田製作所<6981.T>、TDK<6762.T>、太陽誘電<6976.T>などのアップル関連銘柄が大幅安となったほか、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連も売られ、指数を押し下げた。

新型コロナウイルスの国内感染拡大も投資家心理を圧迫している。市場からは「感染者が増えている間は短期プレーヤーから先物に仕掛け的な売りが出やすく、日経平均は2万3000円を割り込む水準まで下落する可能性もある」(いちよしアセットマネジメントの上席執行役員、秋野充成氏)との声が聞かれた。

TOPIXは7日続落。東証33業種では、空運を除く32業種が値下がり。電気機器、金属製品、機械、情報・通信、倉庫・運輸関連などが値下がり率上位となった。

このほか、個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が大幅反落し前営業日比4・89%安となった。同社が出資するインドのホテル運営会社OYO(オヨ)ホテルズ・アンド・ホームズの損失が拡大したことなどが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり248銘柄に対し、値下がりが1865銘柄、変わらずが47銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23193.80 -329.44

寄り付き    23398.57

安値/高値   23,133.60─23,402.01

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1665.71 -22.06

寄り付き     1678.87

安値/高値    1,661.67─1,680.43

 

東証出来高(万株)115325

東証売買代金(億円) 21244.60

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