日経平均続落、米株安や休日控え手仕舞い売り

倉庫・運輸関連や保険業などの銘柄は上昇

 2月10日、東京株式市場で日経平均は続落した。写真は東京株式市場で昨年1月撮影(2020年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前週末の米国株が下落した流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行した。日本ではあす建国記念日で休場であることも手仕舞い売りが優勢になる要因となった。ただ、一時下げ幅を200円超に拡大した後は、追加の売り材料は見当たらなかったため、下げ渋った。

前週末の米国株市場では、主要3指数は5日ぶり反落した。新型コロナウイルスによる肺炎が市場で大きく注目されるようになってから、週末の間に何が起こるか分からないため、金曜日は利益確定やポジション調整の売りで下落する傾向が出ているという。

日経平均は米国株市場の動きを引き継ぎ続落スタートした後、下げ幅を拡大して一時2万3621円72銭を付けた。日本はあす建国記念日で休場であることに加えて、その間に米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の議会証言を控えていることも、買いを回避する動きを強める要因となった。ただ、その後は香港ハンセン指数や上海総合指数などのアジア株が下げ渋り、追加の売り材料が見当たらなかったことから買い戻しが入った。テクニカル面では2万3600円近辺にある25日移動平均線がいったん下値サポートとして機能したもよう。

市場からは「休日中に、新型肺炎がらみので何かネガティブな動きが出るのではないかとの懸念もあり、手仕舞い売りが優勢となった」(国内証券)との声が出ていた。

TOPIXも続落。東証33業種では海運業、ゴム製品、医薬品、非鉄金属など28業種が値下がり。一方、倉庫・運輸関連業、水産・農林業、保険業などの5業種は値上がりした。

東証1部の騰落数は、値上がり588銘柄に対し、値下がりが1494銘柄、変わらずが77銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23685.98-142.00

寄り付き    23631.79

安値/高値   23,621.72─23,788.25

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1719.64 -12.50

寄り付き     1717.67

安値/高値    1,716.37─1,726.08

 

東証出来高(万株) 116146

東証売買代金(億円) 20685.27

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