日経平均は反落、高値警戒感で利益確定売り

米株高を引き継げず、雇用統計前に様子見

 2月7日、東京株式市場で日経平均は、4日ぶりに反落した。写真は東京株式市場で2018年10月撮影(2020年 ロイター/ISSEI KATO)

[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、4日ぶりに反落した。東京市場では好決算を発表した銘柄などへの個別物色が目立ったものの、前日の米国株高の流れを引き継ぐ展開にはならなかった。高値警戒感もあり、日経平均は2万4000円の大台を前に利益確定売りに押された。

中国は6日、米国からの一部輸入品に対し昨年発動した追加関税の税率を半分に引き下げる措置を発表。これにより新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響懸念が緩和され、6日の米国株式市場は4日続伸となった。

日経平均は寄り付きは小幅に続伸し2万3943円45銭まで上げ幅を拡大したが、その後利益確定売りに押されマイナス転換した。3日に直近安値(2万2775円92銭)を付けてから6日高値(2万3995円37銭)まで1200円超の急上昇をしたこともあり、利益確定売りに傾きやすい地合いとなっていた。週末であることや、香港ハンセン指数<.HSI>や上海総合指数<.SSEC>がマイナス圏で推移したこと、米雇用統計の発表を控えていることなども、利食い売りが出やすい材料となった。

市場では「2万4000円台に近付いては跳ね返されるような動きを繰り返している。2万4000円の壁は当面意識されるだろう」(国内証券)との声が聞かれたほか、「利益確定売りがかさむ2万4000円近辺を抜くのは容易ではなく、新たな材料が必要になる」(別の国内証券)との指摘もあった。

個別では、米ヘッジファンドと株価上昇に向けた方策を協議していると伝わったソフトバンクグループ<9984.T>が7.13%高、オリンパス<7733.T>は通期業績予想の上方修正が好感され9.9%高となり、2銘柄で日経平均株価を約99円下支えした。

TOPIXも4日反落。東証33業種では27業種が値下がり。値下がり率上位には、その他製品、空運業、繊維業、保険業などが入った。

東証1部の騰落数は、値上がり678銘柄に対し、値下がりが1409銘柄、変わらずが72銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23827.98-45.61

寄り付き    23899.01

安値/高値   23,759.42─23,943.45

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1732.14 -4.84

寄り付き     1739.28

安値/高値    1,728.35─1,740.09

 

東証出来高(万株) 126463

東証売買代金(億円) 23996.39

 

 

(佐古田麻優)

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