世界でバズった「毎日3つ選ぶだけ」幸福術 アンバランスになれば仕事もオフも楽になる
「アンバランス」はよくない言葉だと、私たちは教えられてきた。けれど私は、それこそが成功と幸福につながるキーワードだと思う。ピック・スリーを生活に取り入れて、うまくアンバランスになれば、人生が安定するし、精神的にも楽になれる。
それに、毎日選んだ3つのことだけに集中していると、優先順位のつけ方が上手になるので、結果としてその3つを高いレベルでこなせるようになる。集中せずに何週間もだらだら続けるより、同じことでもずっと上達する。
そうして毎日違う3つを選んでいれば、やがて──なんと、なんと──「バランス」まで手に入ってしまうのだ!
その日にすると決めた3つをぜんぶクリアしたばかりか、その一つひとつを完璧にできたと知って1日を終えられたら、どんなに気分がいいだろう。
ピック・スリーの例
私のピック・スリー日誌から、ある週の例をお見せしよう。カテゴリーの選び方、ピック・スリーの組み立て方の参考になれば幸いだ。
今日はレイバー・デイ(アメリカの祝日)。ということは、私からの返信がなくても、だれも怒らないし、がっかりしないはず。
子どもたちはまだ夏休みで、わが家には夫の両親が滞在中。だから「家族」を選んで、夫や子どもたちと楽しく過ごしたり、親戚を訪ねたりしたい。
「睡眠」を選んだのは、私の優しくて素敵でいつも若々しい義両親が、早起きして子どもたちを見てくれたから(ヤッホー、朝寝坊!)。
それから「運動」を選んだので、あとで(つまり、朝寝坊のあとで)夫と公園をジョギングするつもり。
→結果:ピック・スリーを制覇!
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