【検証】四季報予想はどれだけ当たったか 『会社四季報』2014年春号が発売
増額の度合いが「ど派手」なケースも
一方、額の大きさではかなわないものの、中堅規模の銘柄では、修正率の大きい増額も少なくない。下表を見ていただきたい。たとえば藤井産業の場合、四季報新春号は会社計画営業益の14億円に対し20億円と4割以上強気の予想をしていたが、2月13日に会社が発表したのは21億円という修正見通しだった。施工と太陽光発電システムが想定以上で人件費増を吸収し利益が上振れた。春号でも予想を引き上げている。
また、ぐるなびももともと会社計画では15%近く上振れ予想をしていたが、会社が発表した修正数値は四季報と同じ40億円という営業益見通しだった。飲料店販促支援がサイト改良で送客力が向上。有料加盟店舗数が拡大しているようだ。
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