HPはここ数年、セキュリティ関連の機能を強化している。その1つが、「Sure Start (シュアスタート)」という、PCに搭載されているソフトウェア「BIOS(バイオス)」の安全性を担保する仕組みだ。
BIOSはPCの電源を入れた際に最初に起動されるプログラムで、OSの起動や、PCと接続機器間の入出力を制御する。ここに何らかの侵入があってもOSレベルでは気づかない。Sure Startは専用チップで電源を入れるたびにBIOSをチェックする。
ウイルスソフトだけでは不十分?
また今年からは、ディープラーニングのAI技術を活用し、未知のウイルスでも検知して防御する機能を実装。「既存のウイルスソフトは、最新のウイルスの半分ほどにしか対応できない。AIであれば99%検知できる」(日本HPの九嶋俊一専務執行役員)。
そのほか、自分以外の人からPC画面の中身を見えなくするソフトウェアによるプライバシースクリーン機能や、ウイルスなどが組み込まれたウェブサイトの閲覧がハードウェア的にOSと隔離された仮想環境で行われ、ブラウザのタブを閉じるとウイルスが除去される機能などで差別化を狙う。
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