「渋谷パルコ」行ってわかった斬新な見どころ 「ほぼ日」や「AKIRA」にひたれるスペースも

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11月にリニューアルオープンした渋谷・パルコ。その新しい見どころとは?(写真:OCEANS)
「100年に1度の再開発」で様変わりしつつある街・渋谷。大型商業施設がバンバン建ち並び、いよいよかつての渋谷の面影はなくなるか? いやいや、それは大きな勘違い。むしろ今こそ見ておきたい“新しい渋谷”の景色。

リニューアルオープンした渋谷パルコ。出店する計193店舗のうち約半数がファッション分野だが、逆に言えば、ファッションだけではパルコの魅力は半分しか味わえないということ。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

かつては「カルチャーの発信地」なんて呼ばれたパルコの片鱗はどこにあるのよ? と、実際に館内を歩いたら、地下1階、4階、8階が特に面白い。さーて、下から上がっていこうか!

パルコのアンダーグラウンドは…

新生パルコはファッションだけでなく、飲食店も充実している。特に地下1階の「カオスキッチン」は必見。

食×カルチャー「カオスキッチン」のうちの一店、「米とサーカス」(写真:OCEANS)

ここは21店舗の個性派レストランがひしめく食のダンジョン。コンセプトは“食・音楽・カルチャー”と実に渋谷らしいのだが、店の顔ぶれは実にドープだ。

「米とサーカス」は、カオスキッチンをカオスたらしめる店のひとつ。この店では、今ホットなジビエ料理が堪能できるだけでなく、本格的な昆虫料理が食べられる。例えば、「6種の昆虫食べ比べセット」はこんな感じ。

ガメ・ゲンゴロウ・バンブーワーム・イナゴ・ハチノコ・コオロギがセットになった「6種の昆虫食べ比べセット」1780円、鹿・猪・鴨・カンガルー・ダチョウ・ラクダ・兎の肉がセットになった「米とサーカス獣肉7種盛り」2980円(写真:米とサーカス提供)

抵抗を感じる人もいるかもしれないが、栄養価はかなり高い。さらに「オオグソクムシの姿揚げ」や「カラスの丸焼き」(要予約)、「ワニ手羽の丸焼き」や「ヤギの金玉ルイベ」など、なかなかお目にかかれない料理がズラリ。初心者は「米とサーカス獣肉7種盛り」などから入ってみるといいかも。

さらに、多様化が広がる現代を象徴するように新宿二丁目のゲイバー「キャンピーバー」も出店。ほかにも、AIが自分好みの日本酒を見つけてくれる「未来日本酒店&SAKE BAR」や3000枚を超えるアナログレコードを楽しめるミュージック・カフェ&バー「クアトロラボ」、都内屈指の人気うどん店「おにやんま」やビーガン居酒屋「真さか」など、オリジナリティに溢れる店は尽きない。

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