「トイレにこもる子」を無理に出してはいけない こもっているのには理由がある

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【解説】閉じこもる心理とは

押入れに閉じこもり、トイレに閉じこもる。周囲からすればギョッとする行為でも、本人にとっては大事な時間・場所であることも多いものです。

当記事は不登校新聞の提供記事です

マンガに出てくる子は小学生のときによくトイレにこもっていたそうです。

彼女にとっては大事な気持ちの整理をつける時間。学びの時間であり、成長の時間です。

こんなときは、無理に引っ張り出さず、むしろトイレの居心地がよいものにしていくとこもる時間が短くすむようになるとも言われています。

大人であれば、子どもに自分の価値観を押しつけず、その子なりの育ち方を応援したいものです。

(東京編集局/石井志昂)

漫画作者/棚園正一(たなぞの しょういち)
1982年生まれ。名古屋市在住。小1より不登校をし、義務教育期間はほとんど学校へ通わなかった。漫画家として、『学校へ行けない僕と9人の先生』(双葉社)、『マジスター 見崎先生の病院訪問授業』(小学館)などを執筆。

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不登校新聞

日本で唯一の不登校専門紙です。不登校新聞の特徴は、不登校・ひきこもり本人の声が充実していることです。これまで1000人以上の、不登校・ひきこもりの当事者・経験者が登場しました。

また、不登校、いじめ、ひきこもりに関するニュース、学校外の居場所情報、相談先となる親の会情報、識者・文化人のインタビューなども掲載されています。紙面はすべて「親はどう支えればいいの?」という疑問点から出発していると言えます。

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