不登校からトップブロガーになった30歳の稼業

「やしろあずき」がウェブ漫画に見出した鉱脈

新しい世代の漫画家として活躍しているギャグ漫画家のやしろあずきさん。どのようにマネタイズしているのか話を聞いた(筆者撮影)  
これまでにないジャンルに根を張って、長年自営で生活している人や組織を経営している人がいる。「会社員ではない」彼ら彼女らはどのように生計を立てているのか。自分で敷いたレールの上にあるマネタイズ方法が知りたい。特殊分野で自営を続けるライター・村田らむが神髄を紡ぐ連載の第66回。

やしろあずきさん(30歳)は、主にSNSやブログなどのウェブ媒体を中心に活躍しているギャグ漫画家である。

家族や友達をネタにした漫画、中学時代の思い出をネタにした漫画など、日常の一片をテーマにした漫画は老若男女の広い層に受け入れられている。

さまざまなウェブ媒体に連載しつつ、企業からの依頼で宣伝を目的としたタイアップ漫画も描いている。

SNSやウェブサービスを駆使した新しいタイプの漫画家

2017年にはじめたライブドアブログ『やしろあずきの日常』は定期的に漫画を掲載していたが、オープンから1年でなんと800万人中1位に輝いた。

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また同人誌を発売したり、キンドルアンリミテッド(Kindle Unlimited:キンドルの読み放題サービス)で作品を販売したりなど、さまざまなメディアで活発に活動している。

漫画家以外では、漫画家専門のインフルエンサービジネスを手がけるwwwaap(ワープ)の執行役員、オタク向けの不動産事業を手がけるグランツアセットの執行役員も務めている。

やしろさんは、

「漫画雑誌で連載して原稿料をもらい、作品がたまったら単行本を発売して印税をもらう」

という今までの漫画家とはかなり違う、新しい稼ぎ方をしている。

彼がどのように今の稼ぎ方にたどりついたのか、自宅兼作業場である高層マンションにてお話を伺った。

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