JAL・ANAが相次ぎ就航決めた「あの都市」の魅力 2020年に行くべき5つの「旅先」はここだ
有償の航空券なら最安値は韓国のLCCのイースタージェット(ソウル経由)で約2万5000円から。狙い目は2020年8月のお盆休みである。2020年8月8日(土)出発、8月16日(日)帰国というピークにもかかわらず、ロシアのオーロラ航空の直行便で約3万7000円、JALでも約5万円である。
ただし、電子ビザの8日間という期間は非常に厳格で、飛行機が欠航したにもかかわらず期間をオーバーしたために罰金を徴収されたケースもあり、注意が必要だ。
海外に行きたいが時間がとれない人にオススメ
ウラジオストクの魅力は何といってもその近さである。成田から直行便であればわずか2時間半。にもかかわらず日本海に面した都市にはロシア帝政時代に建てられた石造りの建物が建ち並び、ヨーロッパを彷彿とさせる。また、坂道が多いことから「東洋のサンフランシスコ」と呼ばれることもある。
海外には行きたいがなかなか時間がとれない。だが、アジアの近場はある程度まわったので今度は少し変わったところに行きたい、という人にはぜひおすすめしたい。現時点ではインターナショナルクラスのホテルがあまりないのが弱点だが、ホテルオークラが参画するホテルの開業が2020年秋に予定されており、今後も徐々に改善されていくだろう。
ちなみにウラジオストクと同様、ハバロフスク、ユジノサハリンスク空港から出入国する場合も8日間以内であれば電子ビザで気軽に行くことができる。なお、モスクワやサンクトペテルブルグなどに興味がある人も多いだろうが、ロシア全土を対象とした電子ビザは2021年1月からの実施が予定されているのでもうしばらくの辛抱だ。
南極も含めて世界すべてを網羅する英語の旅行ガイドブックがロンリープラネットだ。そのサウジアラビアのビザの部分にかつてこう書かれていた。
「Very very difficult」――。
世界を代表する産油国でありつつ、厳格なイスラム教の国であるサウジアラビアは長年、観光客を受け入れることに否定的だった。高額の団体ツアーなどの例外的な措置もあったものの、個人旅行は不可能に近かった。ところが、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の開放政策の一環として、2019年9月末から、日本を含む49カ国を対象にして電子ビザでの観光ビザ発給を始めたのだ。
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