生涯給料「東京都トップ500社」最新ランキング

トップ3はM&A助言会社、総合商社も上位に

東京都内に本社をおく上場企業で生涯給料の推計が高い企業をランキングにしました(写真:まちゃー/PIXTA)

冬の足音が近づいてきた。肌寒い毎日が続くが、毎月の収支を気にしながら今月の給料はいくらか、冬のボーナスはどれくらい期待できそうか、気になっているビジネスパーソンも多いはずだ。

東洋経済オンラインでは会社に新卒(22歳)で入社して定年(60歳)まで働いたときに取得できる総額である「生涯給料」の全国版ランキング・トップ500社の最新結果をまとめた。(『生涯給料!「全国トップ500社」最新ランキング』

本記事では引き続き東京都に本社を置く企業に限定してランキングをまとめている。

最新の『会社四季報 2019年4集秋号』は発売中。書影をクリックすると東洋経済のストアサイトにジャンプします

対象としたのは『会社四季報』に掲載している上場企業約3700社のうち、単体の従業員数が20人に満たない場合や、平均賃金の発表がない企業などを除いた1635社。

各社直近の有価証券報告書の公開データと、厚生労働省が調査・公表している「平成30年賃金構造基本統計調査」の5歳刻み賃金額(所定内給与+賞与)から業種分類ごとに賃金カーブを算出し、それを各企業の平均年収と年齢に当てはめて試算した。あくまで理論的に割り出した推計値ながら、一定の目安となるはずだ。

グループ企業については、連結ベースの年収を算出するのがベストだが、基データとして使用している有価証券報告書のデータが提出会社のものであるため、単体の年収数字となっている。

なお、本社の中枢機能を担う社員しかいないケースの多い、年収が製造現場などの実態より上振れる傾向にある純粋持ち株会社も一部除いた。また、ランキング表内で社名末尾に「*」のある会社は主要子会社のデータを採用している。

M&A助言業界が上位を席巻

1位のM&Aキャピタルパートナーズは10億7394万円。唯一の「推計10億円超え」であり全国版でもトップだった。理論上の試算値にはすぎないものの、2位GCA(7億8287万円)、3位ストライク(6億0187万円)となった。年収ランキングの上位3社はM&A助言会社で他社を圧倒した。

また、総合商社の三菱商事・三井物産・丸紅・住友商事は11位までにランクイン。こうした待遇面での魅力も、就職人気の高さにつながっている。

対象企業1635社の平均生涯給料は2億2304万円。また、推計の生涯給料3億円超になった企業は163社と全体の上位10%に限られた結果となった。

次ページまずは1~50位のランキングは?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 令和を生きる若者のための問題解決法講座
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
“臭いものに蓋”で終わるのか<br>JDI「不正会計」の晴れぬ闇

ジャパンディスプレイが不正会計について、第三者委員会調査報告書を公表しました。しかしその内容は有識者8人のうち7人がF(不合格)の格付けをするほどの低評価です。自殺した社員に責任を押し付ける報告書の詳細をリポートしました。