やっぱり新興国経済は「軽くヤバい」ぜ ソチ五輪やロシアの、本当の見方とは?

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今月の首都圏は週末ごとに雪が降って、そのたびに府中のレースが延期されている。だが、今週末はいよいよ今年最初のG1レース、フェブラリーステークスである。今年はいい馬が揃っていて、堅く決まっても荒れても不思議はない。ファンにとってはこたえられないレースである。

フェブラリーSは、「キンカメボックス」で

破竹の進撃を続けているホッコータルマエ、JCダートを制して得意の府中に臨むベルシャザールが抜けていて、これに円熟の境地のワンダーアキュート、調子を上げてきたニホンピロアワーズを加えて4強認定か。特に前2者は、最近のダート戦で滅法強いキングカメハメハ産駒であり、どちらを取るかがまことに悩ましい。

決めきれないので、ここは乱暴な手に出てみよう。人気薄のキンカメ産駒、アドマイヤロイヤルとグランドシチーを加え、キンカメ産駒4頭ボックス買いである。ホッコータルマエとベルシャザールのワンツーだとほぼトリガミ決定だが、以前から気になっているグランドシチーが引っかかってくれれば高配当となる。さあ、どうだ。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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