自分で会社を起こせない人がためらう条件4選

リスクを考えれば零細企業で苦労しなくとも

3. 売り込むことは好きか

ギャロウェイ氏いわく、“起業家”という言葉は“セールスパーソン”と同義。

例えば、「自分の会社に入ってくれ」と、他人に売り込まなければならないこともあるだろう。投資家に売り込む必要も生じるだろうし、もちろん顧客に売り込むことは大切な仕事だ。

売り込みを「得意なこと」に

したがって、小さなスーパーであろうとピンタレストであろうと関係ないということになる。事業を始めるつもりなら、売り込みを「得意なこと」にするべきだということだ。

売り込みとは、あなたの声を聞きたくないと思っている人に、その人が好きなふりをして電話をかけ、冷たい対応をされても、また電話をかけることだ。私はもう新しい事業を立ち上げることはないと思うが、それは自尊心が大きくなりすぎて、売り込みができなくなっているからだ。
私はL2(筆者注:ギャロウェイ氏が立ち上げた企業の1つ)に優秀な人材が集まってくるのは、製品がよければ自然に売れるという証拠であると思っているし、実際に本当にそうなることもある。何度も泥水をすするような思いをしなくても、売れる商品はあるはずだと思いたい。
しかし答えはノー、そんなものはない。(82〜83ページより)

起業家というのは、資本金を集める、利益を出す、あるいは事業から手を引くまでは、手数料がマイナスの販売業務だというのである。

メリットは、売り込みが好きで得意なのであれば、ほかの同僚よりも(どのくらい熱心に働くかに比して)稼げるということ。しかしその場合、周りからねたまれることにもなるかもしれない。

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