前編 きっかけはオートバイ

英会話学校を作りたい!

英会話が身についたことで、イタリアに行くのがますます楽しみになりました。オートバイメーカーのオーナーとは、通訳なしでオートバイの話ができるようになりましたし、家族ぐるみでお付き合いするようにもなりました。

英会話が上達すると、会話の相手も広がります。例えば、イタリアで香港のビジネスマンと出会い、「香港のモーターを使って、中国で電動アシスト自転車を作り、イタリアのブランドをつけて日本で売り出そう」などと、オートバイにかかわる仕事も大きく広がりました。

英語を身につけたことで世界が広がり、人生が変わりました。ぜひ、この体験をみんなに広めたい――私は、いつしかこのような思いを抱くようになりました。
そして、自分がかつて学んだフィリピンのセブ島に、語学留学とSkypeで学ぶ英会話学校「QQイングリッシュ」を開校したのです。

目指したのは、英会話学習の新しい形です。
  今までは、語学留学というと、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどが人気でした。しかし、社会人が海外留学しようと考えると、仕事を辞めるか、休職せざるを得ません。
   しかし、日本に近く、ローコストで行けるアジア地域での1週間の短期留学ならば休暇の範囲で可能でしょう。

当然、1週間の留学では英語は身に付きませんから、帰国後はSkypeでのオンライン学習を続けます。今はスマホがあれば、お昼休みに授業を受けることもできます。そして、有給休暇が取れたときに再び留学することもできます。
  セブ島の学校は相部屋でなく、プライバシーを重視する日本人向けに個室を設け、ビジネスマンのためにインターネット環境も整備し、語学留学の受け入れ体制を整えました。

次ページなぜフィリピンなのか、なぜセブ島なのか
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