三菱自動車復活へ"プリンス"に託す舵取り 生え抜きの相川氏が社長に、父は三菱重工元会長

相川氏は「われわれが先頭を走っている電動化技術に加え、従来から得意としている四輪制御技術がコアとなっていく。それが生かせるのがSUVであり、環境に優しく走りも良いSUVで他社との違いを出したい」と話す。
2015年3月期には海外専用のピックアップトラック「トライトン」が9年ぶりの全面改良を控えている。2016年3月期以降にもSUV(多目的スポーツ車)の「パジェロスポーツ」(海外専用車)や「RVR」の新型車を投入する予定だ。
2004年にリコール隠しが再度発覚した際、半年のうちに1割強の開発エンジニアが会社を去った。「アウトランダーやランサーなど、当時の開発計画をすべてこなせないほどの減員になり、つらかった。だが、会社を復活させるには計画通りにやらないといけない。若いエンジニアと協力してこなした」と相川氏は振り返る。その経験もあり、「これからは若い人の力を引き出して会社を発展させたい」と決意を語った。
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