共同開発車がヒット。日産と三菱の深まる連携

日産・三菱提携の本気度

6月に発表した三菱の新型「eKワゴン」は好調なセールスを記録

日産自動車と三菱自動車が共同開発した新型車が、成長著しい軽自動車市場に殴り込みをかけている。

日産は「デイズ」、三菱は「eKワゴン」の名称で、それぞれ6月上旬にハイトワゴン車(車高1.6メートル級)を発売。軽の中でも最大の売れ筋ジャンルで、強敵がひしめく激戦区ながらも健闘している。軽乗用車販売台数は、6~9月累計前年同期比で日産が6割、三菱が9割弱と大幅に伸び、市場シェアも向上した(下図)。

2014年初には、近年ファミリー層中心に人気が高まっているスーパートールワゴン(車高1.7メートル超級)の「デイズ ルークス」(日産)、「eKスペース」(三菱)を投入する。

軽自動車は今や、新車販売数で国内乗用車の4割を占める重要市場になった(下図)。が、これまで日産はOEM(相手先ブランドによる生産)調達のみ。自社生産する三菱も、経営問題を抱えて開発や投資が思うに任せず、両社とも存在感を失っていた。

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