「コウモリが来る」と娘を脅し、舅を殴る鬼嫁 話しても無駄な人との関係は断絶すべきだ

✎ 1〜 ✎ 275 ✎ 276 ✎ 277 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

このお嫁さんは岩城様がどのように諭しても、通じる相手ではないと悟りましょう。

あなた方夫婦も、爽やかな朝から家庭全体の空気を汚染する、不愉快な視線や態度から解放されたのです。

お孫さんと毎日会えない寂しさはありましょうが、しかるべき後、息子さんとお孫さんだけが出入りするようになれば、いいではありませんか。

私はこのような性悪なお嫁さんに振り回されて、そのストレスが原因と思われる病に倒れた親御さんを、本当にたくさん見てきました。別居は親夫婦にとってもよいことなのです。

「話しても無駄な人」の存在を知ろう

このお嫁さんは、「話しても無駄な人」だと悟りましょう。

お嫁さんは、あなたから何を言われたからではなく、あなた方夫婦がいるだけで嫌なのです。このような人には、どんなに正しいことを言っても通じません。

結婚の日取りが決まりかけるや、「1年間だけの別居」を言い出したのは、既成事実を作るための提案でした。そんなに同居が嫌なら、彼女は結婚を決める前に絶対条件として、別居を出すべきでした。

削除させていただきました箇所を含め、岩城様のご相談文を拝読して私がいちばん感心しましたのは、あなたがいつもいろいろな方法で、あなたの想いをお嫁さんに伝え、沢山のことを諭してこられたことです。多くの親御さんたちは、「これを言えば嫌われる」とか「言っても無駄」「機嫌が悪くなるので煩わしい」と、言いたいことを腹の底にためて口にしないことです。

あなたは「嫁も自分の子と同じ。嫌いになれないからこその説諭だった」とおっしゃいます。

いつも親としての威厳を失わず、しかも愛情を持って接してこられ、とても立派な親の態度だったと感心しています。

その分ショックも大きいと思いますが、世の中には話しても通じない、この種の非常識で姑息・不作法な人は一定数います。

関われば関わるほど傷つけられるタイプの人間で、失礼ながら彼女もその1人です。

次ページ別居することで得るものもある
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事