日経平均は3日続落でも600円超安から切り返す

「反発は一時的に過ぎない」との慎重な見方も

 8月6日、東京株式市場で日経平均は3日続落。終値は2カ月ぶりの安値となった。前日の米国株が大幅続落となった流れを引き継ぎ、ほぼ全面安商状でスタート。一時下げ幅を600円超に拡大し、取引時間中として約7カ月ぶりの安値をつけた。写真は都内で撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落。終値は2カ月ぶりの安値となった。前日の米国株が大幅続落となった流れを引き継ぎ、ほぼ全面安商状でスタート。一時下げ幅を600円超に拡大し、取引時間中として約7カ月ぶりの安値をつけた。その後、ドル/円が朝方の安値からじり高で推移すると為替に連動する先物買い戻しが入り、現物指数も下げ幅を縮小した。

中国人民銀行(中央銀行)がきょうの人民元基準値を予想より元高に設定したことで、米中対立に歯止めがかかるとの期待が浮上。マイナス圏にあった米国株先物がプラス転換したことも好感され、ドル/円は朝方の105.50円台から午後1時過ぎには107.11円まで約1円50銭上昇した。これらの複合的な材料が投資家心理をやや好転させた。

市場では「PBR(株価純資産倍率)1倍の水準となる日経平均2万円が視界に入ってきたことで、投資家が買いに入ったようだ」(ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)との声があった。午後は日銀のETF(上場投資信託)買いに対する期待も指摘されていた。

日経平均の下げはいったん落ち着き一時2万0600円台も回復したが、「短期的な反発を狙った買いであり、経済情勢や米中貿易摩擦が改善されることを期待した買いではない。ある程度反発した後、また売りに押される可能性がある」(同)との見方もあり、大引けにかけて日経平均も2万0500円台を中心に一進一退となった。

TOPIXは3日続落。東証33業種は前場引けの段階で全業種が値下がりだったが、大引けにかけては、証券、鉄鋼、倉庫・運輸関連、食品、卸売、ガラス・土石製品など値上がりに転じた業種もみられた。値下がり率上位にはゴム製品、石油・石炭、情報・通信、保険などが入った。

東証1部の騰落数は、値上がり766銘柄に対し、値下がりが1291銘柄、変わらずが92銘柄だった。個別銘柄では、前日に好決算を発表したSUBARU<7270.T>のほか、ワールド<3612.T>、シグマクシス<6088.T>などの上昇が目立った。

日経平均<.N225>

終値      20585.31-134.98

寄り付き    20325.52

安値/高値   20110.76─20607.83

 

TOPIX<.TOPX>

終値      1499.23 -6.65

寄り付き    1477.18

安値/高値   1462.41─1500.42

 

東証出来高(万株) 152342

東証売買代金(億円) 26367.53

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