地震保険を使い勝手をよくするミニ保険の裏技

「かゆいところに手が届く」保険の活用術

保険金額(補償額)は、家族の人数に応じ、300万円・500万円・600万円・700万円・900万円(全壊の場合)の5つから選べる。前述の2000万円の家に保険金額1000万円の地震保険を付ける例では、5人家族であればプラス900万円の補償をRestaで確保可能だ。

■単独で入れる地震補償の保険

会社名:SBIリスタ少額短期保険
商品名:地震補償保険Resta(リスタ)
料金:東京都・非木造の家の場合、月々1680 円(保険金額300万円プラン)
概要:地震・噴火を原因とした倒壊、火災、地崩れ・土砂災害、津波・流出、地盤沈下・液状化、噴石災害によって、地方自治体の発行する、罹災(りさい)証明書において「半壊」以上の被害となった際に補償される。

妊娠がわかってから備える保険

預貯金があれば医療保険はいらないと言われて久しいが、「妻の医療保険にもっと早く入っておくべきだった」との声をマネー相談の場で聞くことは意外に多い。

例えば、最近は結婚前に同棲していたカップルが3分の1と言われているが、実際に、「結婚してから入ればいいかな」と思っていたら妊娠していて、医療保険を申し込んだものの加入を断られてしまったとこぼす相談者は少なくない。切迫早産で3カ月入院となり、結婚式や新生活の費用で貯蓄がすってんてんで困った、といった具合だ。

妊娠中は流産や早産、高血圧症候群などで入院するケースもあり、通常よりも明らかに入院リスクが高くなる。そのため、妊婦の医療保険申し込みは断られたり、給付に条件が付いたりするのが通常だ。保険申し込み時に求められる健康状態に関する告知に、「(女性に対して)現在、妊娠していますか」とあるのに気がついた人もいるのではないだろうか。

ほかにも「過去5年以内に妊娠・分娩に伴う異常で、入院したり手術を受けたことがありますか(帝王切開を含みます)」という質問があり、1回トラブルがあると次の妊娠時に備えて医療保険に入りたいと思っても不利に働く可能性がある。

もし、妊娠が発覚してからでも、妊娠以外のほかの病気・ケガや次の妊娠に備えて、今すぐ医療保険に入っておきたいといった希望がある場合は、少額短期保険の扱う医療保険も視野に入れての判断が合理的だ。1年更新のため、生命保険会社の主流の終身医療保険や10年更新型医療保険より割安な保険料で入れる可能性が高い。

■妊娠がわかってからでも入りやすい医療保険

会社名:ABC少額短期保険
商品名:100歳まで安心 新ABCおかあさん保険Ⅱ
料金:30歳・女性の月払い保険料:2220円(入院日額5000円、手術5万円、死亡50万円、女性ケア10万円、先進医療 上限20万円)
概要:妊娠19週まで加入可能。その妊娠に伴う支払い事由に該当する手術(帝王切開含む)は保障される。ただし、保障開始日前に妊娠していた場合、その妊娠に関連する入院(自然分娩含む)は保障対象外。100歳まで継続可。

会社名:エクセルエイド少額短期保険
商品名:妊婦さんの医療保険(エクセルエイドの普通保険)
料金:30歳・女性の月払い保険料1175円(入院日額5000円、手術5万円)
概要:現在妊娠中の人も、妊娠週数にかかわらず加入可能。帝王切開等の異常分娩も保障の対象(ただし、加入時点で医師から異常妊娠・出産の可能性を指摘されていない場合に限る)。妊娠中の人でも初年度から保障削減なし。初年度のみ病気(切迫早産・帝王切開含む)に関してのみ契約日から60日間の免責期間あり。
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