地震保険を使い勝手をよくするミニ保険の裏技 「かゆいところに手が届く」保険の活用術
また、最近、不妊治療を受けるカップルが増えている中では、「妻の医療保険にもっと早く入っておくべきだった」との話はありがちだ。治療に意外にお金がかかる一方で体調不良の心配も増える中、お金と心の安心材料の一つに妻の医療保険があるという。不妊治療に限ったことではないが、ホルモン療法を始めてからでは一般的な医療保険に入りづらくなることは知っておきたい。
会社名 アイアル少額短期保険
商品名 子宝エール
料金:30歳・女性の月払い保険料1850円(女性疾病入院日額1万円、入院日額5000円、手術10万円)
概要:過去1年以内に、排卵誘発剤の投与、人工授精、体外受精(顕微授精を含む)を行っている女性で、健康状態に問題がなければ申し込める。妊娠中毒症、子宮外妊娠など所定の女性疾病による入院や他の入院・手術等を重点的に保障。
障害のある人の暮らしに安心を添える
生命保険や医療保険に入りたいと思ったとき、持病があると、申し込んでも加入を断られることはありがちだ。障害のある人に対してもしかり。多くの保険で、障害のある人の申込みが難しい現状がある。
そんな中、創業者の熱い思いからできた、障害のある人の加入に前向きな少額短期保険がある。
会社名:ぜんち共済
商品名:ぜんちのあんしん保険(東京海上日動の個人賠償責任補償付)
料金:ベーシックプランの月払い保険料1600円(入院日額5000円、ケガ通院日額2000円、弁護士委任費用100万円、個人賠償責任5億円、他)
概要:2018年1月より東京海上日動とのコラボで大型の賠償責任補償を実現。保障内容・保険料が異なる4プランから選べる。保険料は年齢・性別にかかわらず、プランごとに一定。「ぜんちのこども傷害保険」も。
■身体障害・知的障害・精神障害の人も入りやすい医療保険
会社名:トライアングル少額短期保険
商品名:トライアングル医療保険
料金:20歳の月払い保険料2999円(男性)、2935円(女性)(入院日額1万円、手術5万円、初期入院費用特約1万円)
概要:持病・既往症(告知されたご病気)以外の病気やケガを保障する医療保険で、責任開始日以降に発生した病気やケガを保障。うつ病やそううつ病、統合失調症、知的障害、発達障害、身体障害の人も申し込みできる。
生命保険会社は、幅広く万人向けの商品化を目指す傾向が強いが、マーケットは小さくても確かな需要があると見込めば商品化に踏み切れるのが少額短期保険の強みだ。
次回(最終回)は、敬老の日を前に、お葬式保険や認知症保険を掘り下げる。
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