セブンペイ突如廃止!見切り発車の重い代償 わずか1カ月でサービス廃止を決断したわけ

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7月1日のサービス開始からわずか1カ月で「廃止」が決定されたセブンペイ。写真は8月1日の記者会見で謝罪するセブン&アイホールディングスの後藤克弘副社長(左から2人目)ら(記者撮影)

成長戦略の要となるはずだったサービスが、異例のスピードで廃止されることになった。

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は8月1日に東京都内で会見を開き、スマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」を9月30日で廃止することを発表した。7月1日のサービス開始から、わずか1カ月で下された決定だった。

不正の手口は「リスト型アカウントハッキング」

「多くのお客様、不正利用の舞台となった加盟店の皆様、多くの関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます」

1日の会見に出席したセブン&アイHDの後藤克弘副社長は深々と頭を下げた。

不正アクセスにより、セブンペイのアプリ上に登録された利用者のクレジットカードを通して不正にチャージされ、電子タバコなど換金性が高い商品が大量に購入されていた。被害は808人、3861万円にものぼった。

セブン&アイHDは不正アクセスの手口について、外部で入手したIDとパスワードのリストを使って利用者になりすます、「リスト型アカウントハッキング」である可能性が高いと結論づけた。

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