「代引き商品」を誤って受け取ったときの対処法

「身に覚えのない商品」をどうすればいいのか

ネット通販を利用した、代引き詐欺に注意です(写真:EKAKI/PIXTA)

「身に覚えのない商品が届いた」。こんな相談が、全国の消費者センターに寄せられています。

国民生活センターによりますと、とくに、ネット通販で購入した商品の代金を配送業者に支払って、それと引き換えに商品を受け取る「代引き」というサービスが悪用されているようです。

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

国民生活センターのサイトには、次のような例が掲載されていました。

相談者は、50代男性。ある日、ネット通販会社から、自分あてに代引きで荷物が届きました。不在にしていたので、家族が代わりに約3000円を支払って、荷物を受け取りました。送り主は自分の名前で不審に思いましたが、開封したところ、注文した覚えのないライターだったということです。

国民生活センターは、トラブルの未然防止のために、注意を呼びかけています。

今回のケースのように、代引きで支払ったあと、注文していない商品であることがわかった場合、返金してもらえるのでしょうか。こうしたトラブルにあわないためには、どうすればよいのでしょうか。

消費者問題にくわしい舟木諒弁護士に聞きました。

契約は成立していないが…

「注文した覚えのない商品を受け取っても、契約が成立したといえません。

今回のケースでは、家族が、勘違いして支払っていますが、同じように『商品を買う』という承諾とはいえず、契約は成立していないといえます。そのため、代引きで支払ったお金についても、返還を求めることができます」

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