日銀6月短観、大企業製造業は「プラス7」に悪化

非製造業は「プラス23」、前回調査から改善

 7月1日、日銀が発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)よると、大企業・製造業の景況感は2期連続で悪化した。写真は川崎市の京浜工業地帯で2009年6月に撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)よると、大企業・製造業の業況判断DI(良い-悪い)はプラス7となり、前回3月調査から5ポイント悪化した。同非製造業はプラス23で、前回調査から2ポイント改善した。大企業製造業の悪化は2期連続、大企業非製造業の改善は2期ぶりとなる。

ロイターがまとめた民間調査機関の予測では大企業・製造業の業況判断DIはプラス9で結果はこれを下回った。同非製造業の予想はプラス20で、これは予想を上回った。

先行きは大企業・製造業がプラス7で足元から横ばい、同非製造業がプラス17で、足元から悪化が見込まれている。

大企業・全産業の2019年度の設備投資計画は前年比7.4%増だった。民間調査機関の予測の同8.9%増を下回った。日銀幹部は、過去平均よりも高い水準で推移していると述べた。

6月短観は、5月の連休明けから激化してきた米中貿易摩擦の影響が注目されていた。

 

(清水律子 編集:平田紀之 グラフ作成:田中志保)

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