子どもの貧困 日本の不公平を考える 阿部彩著

子どもの貧困 日本の不公平を考える 阿部彩著

ОECD(経済協力開発機構)の報告では、日本の相対的貧困率はアメリカに次いで第2位。それは当然、大人の所得に依存している子どもたちにも及んでくる。

経済的な理由で教育機会が制限され、より上の学校に進学できなければ、恵まれた職にも就けず、その結果、低所得となり、低水準の生活から抜け出せなくなる。この負のスパイラルから脱するためにはどうしたらいいのか。

国立社会保障・人口問題研究所の研究者である著者は、「すべての子どもが享受すべき最低限の生活と教育を社会が保障するべきである」という立場から、さまざまな政策を訴える。そこから浮かび上がるのは、日本の社会保障制度の劣化の著しさでもある。

岩波新書 819円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 買わない生活
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ストロング系チューハイの光と影
ストロング系チューハイの光と影
無神経すぎる人に「ちょっとだけ言い返す」技術
無神経すぎる人に「ちょっとだけ言い返す」技術
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「未来を知る」ための読書案内<br>ベストブック2021

先を見通せない日々が続きますが、本を開けばアフターコロナ時代のヒントがあふれています。本特集では、有識者や経営者、書店員らが推薦した200冊を掲載。推薦数の多い順にランキングしました。あなたにとっての珠玉の1冊を探してみてください。

東洋経済education×ICT