夫の「いま何時?」「アレどこ?」への超対処法 「ささいすぎる質問」にヘトヘトな人たちへ

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マンガの会話をオンライン上などで交わしたのはけっこう前のことなのですが、実は後日談があります。

最近、私が夫になにげなく質問をしたところ「それメール送っておいたでしょ」と言い返されたのです。それも何度か。あれれ、立場逆転現象が起きてる??

よくよく考えると、思い当たることはいくつかあるのです。

夫が以前よりも家事を担当する回数が増えたこと(時短調理機器のホットクックに夫がはまったことが大きい)。夫が前よりも予定をメールなどでちゃんと送ってくれることが増えたこと。

立場の逆転は夫主導の管理になってから

そんな状況の変化の中で、私のなかで無意識のうちに夫に「甘えたり」「頼ったり」する気持ちが芽生え、ついつい自分で確認すればいいことを聞いてしまったのかも……?もちろん今でも夫から質問されることもあるのですが、前ほど私がイライラしないで対応しているような気もします。やっぱりこれも上の理由と関係しているのかも……?

ちなみに、マンガに登場した「家族3人の質問にキレてグーグルホームを導入した」家庭でも、最近同じことが起きているそうです。そちらの理由は、夫主導で予定管理をするシステムに変えてから、とのこと。

ああ、夫婦って、どんどん関係が変わっていって面白いなあ!とつくづく思う今日このごろなのです。

というわけで、今回学んだ「家族がつかれないためのヒント」は……

家族がちょっとしたことを何でも聞いてきてつかれた。

アレクサ、グーグルホームなどIT機器で対応。
逆質問で返す。
それでもイラッとするなら、生活自体を見直そう。

さて次回からは、オランダに住むあるカップルの家事育児事情を紹介します。ヨーロッパでも最も合理的な国のひとつ、と言われるオランダの子育てとは……?

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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