「MBAを取っても残念な人」がハマる3つの勘違い

見失うとヤバい「もっとも大切な学び」は何か

「勘違いMBAホルダー」は、なぜ生まれるのでしょうか(画像:U-taka/PIXTA)
「MBAホルダーは頭でっかちで使いづらい」「いや、やはりMBAホルダーは優秀だ」
人によって評価が大きく分かれるMBA。MBA取得は実務に「有効」なのだろうか、それとも「無駄」なのだろうか。
18年間読まれ続けたロングセラーの改訂版『MBAエッセンシャルズ 第3版』の共著者である内田由里子氏が、「MBAをとっても残念な人」が抱える「3つの勘違い」を解説する。

最近は国内でもMBAをとれる学校が増え、ビジネスパーソンにとってMBAはさらに身近なものになってきました。私もアメリカのMBAを修了して、入学前には思いもよらなかった人々との出会いやビジネスの広がりを感じています。

『MBAエッセンシャルズ 第3版』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

しかし、「数百万円以上の投資をしてMBAをとる意義ってあるんだろうか」と考えている人も少なくないかもしれません。ビジネスパーソンによってMBA取得の目的はさまざまかと思いますが、時にMBAに期待を抱いてしまい、残念な思いをする人もいます。そこで、MBAを最大限に活かし、MBAをとっても残念な人にならないために何をすればよいのかを考えていきたいと思います。

まず、せっかく時間とお金をかけてMBAをとったのに残念な思いをする人の勘違いとはどんなものでしょうか。さまざまなパターンがありますが、よくある勘違いは以下の3つです。

① 「MBAさえ取れば何とかなる」という勘違い
② 「MBAでは『知識』さえ習得すればいい」という勘違い
③ 「MBAを取れば『起業家』として成功できる」という勘違い

順番に見ていきましょう。

「MBAを取っても残念な人」の3つの勘違い

勘違い①:MBAさえ取れば何とかなる

まず、申し上げたいことは、ただMBAさえ取れば突然何かができるようになり人生の扉が開けるわけではないということです。もちろん、すぐに出世や収入アップにつながるわけでもなく、世間から認められるわけでもありません。

MBAは大学院を修了した修士としての学位であり、MBAがあれば何かの特権を与えられるわけではありません。ただ大学院を修了したという事実が残るだけです。

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