もしも老子に出会ったら 山田史生著

もしも老子に出会ったら 山田史生著

「これが道だと思うような道はほんとうの道ではない」。これは中国の古典『老子』の出だしの現代語訳だ。中国思想の研究者の著者は若いころ「それが言葉だとはわかるが、頭の中を素通りしていく」と難解さに困惑したが、数えで50歳になり「わからないが面白い」と思うようになった。

少女が学校の帰り道に、なぜか原っぱで寝ていた老子と出会う。そこで家庭崩壊、貧困、争い、欲望などの現代の問題について語り合い、老子が「言うであろう」言葉で紹介する。数々の味わい深い言葉が、「足るを知るほうが楽だったりする」「あえて無限小の力でやり続ける」「意志の弱さをつらぬく強い意志をもつ」など、著者の流儀で読まれてよみがえる。

光文社新書 798円

・Amazonで見る
・楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • iPhoneの裏技
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大物経営者でも容赦なし<br>株主総会で支持率低下続出

LIXILグループなど、株主総会における株主提案が存在感を増している。取締役選任決議を独自に調査し、否決5人を含む賛成率の低い30人と、対前年で賛成率悪化幅の大きい200人のリストを掲載。社外取締役に対する株主の視線は厳しい。