「ホットケーキ繁盛店」に学ぶ、仕事の基本4原則 「差別化、経験価値」ビジネスの本質、学べます

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まず、基本戦略の1つ目は「『めちゃめちゃおいしい』を追求」して商品価値を極めることです。

ありふれた食べ物でも「ありふれていない味にできる」

【1】「めちゃめちゃおいしい」を追求する(商品価値を極める)

「ホットケーキミックス」の普及によって、ホットケーキを家で焼いて食べた記憶を持つ人は多いでしょう。お母さんが焼いてくれたり、家族でワイワイしながら焼いたり、初めての料理として自分で焼いたり、そこにもいろいろな思い出があります。

ホットケーキは「家庭で気軽に食べるもの」というイメージを多くの人が持っています。その意味では、確かにホットケーキは「ありふれた食べ物」です。

でも、食べ物としてはありふれていても、その「味」がありふれているとは限りません。それを教えてくれたのは、外苑前にある「カフェ香咲(カサ)」の店主・岩根愛さんの一言でした。

イタリアの料理学校で学んだこともある岩根さんは、「どこにでもある定番がめちゃめちゃおいしかったら、必ず売れます」と教えてくれました。

つまり、ホットケーキという「ありふれた食べ物」でも、めちゃめちゃおいしい「ありふれていない味」にすることができれば、それを求めてくる人は間違いなくいるのです。

「香咲」のホットケーキ(撮影:今 祥雄)

香咲のホットケーキは絶品です。材料にこだわり、焼き方にこだわり、「プロがつくると、こういうホットケーキができるんだ!」と思わず唸ってしまうほどのおいしさです。

「そこそこおいしい」ではなく、「めちゃめちゃおいしい」を追求する。つまり、その商品の価値を徹底的に極めることができれば、ありふれている食べ物でもありふれていない「特別な食べ物」にすることができるのです。

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