経済学はこう考える 根井雅弘著

経済学はこう考える 根井雅弘著

「経済学を学ぶ目的は、経済問題に対する一連の受け売りの解答を得ることではなく、いかにして経済学者にだまされるのを回避するかを知ることである」と記す、ケインズの愛弟子で唯一の女性のノーベル賞候補だったJ・ロビンソンは、徹底した新古典派総合批判、フリードマン批判でも有名だった。死後、合理的期待形成仮説が覇権を握ることによって、ケインズと新古典派の「接合」を図った新古典派総合も結局瓦解し、自らケインジアンと称する学者は少数派に転落する。

いまは通説とされている学説でもいつかは乗り越えられるかもしれない。過去の偉大な経済学者の例をあげつつ、京大教授が学問の楽しさと同時に難しさを伝える。

ちくまプリマー新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「合法薬物依存」の深い闇
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
変わる日立<br>IoTで世界へ挑む

日本を代表する巨大総合電機企業が今、「脱製造業」ともいえる動きに舵を切っています。攻めの主役は「ルマーダ」。社長の肝煎りで始まった独自のIoT基盤です。データを軸にGAFAと組むことも辞さないという改革の成否が注目されます。