達者でポックリ。 帯津良一著

達者でポックリ。 帯津良一著

PPKつまりピンピンコロリが理想であることは間違いない。それには死に頃、死に時があるという本書の主張は一見、過激だが、言われてみればそのとおりだ。80歳まで元気良く過ごし、最終局面へ向けて生命場のエネルギーを高めたあと、約1週間で著者の言う「虚空」へ一気に飛び立つのがよいのだという。

そのためには「攻めの養生」だけでなく、病気になったらなったでどのように元気でいるかが問題になる。永年の医師体験をもとに対症療法よりも、体全体をホリスティック(包括的)にとらえる医のあり方が良しとされる。気あるいは精神を重視し、休肝日は不要、タバコも少量なら大いに結構、など常識的でない主張が多々あって心強い。

痴呆から遠く介護も受けず80歳よりは長生きできればとは思うが、実践的にも大いに参考になり、元気づけられた。活字も老眼向きに特大で、前期後期高齢者およびその予備軍には格好の書である。(純)

東洋経済新報社 1365円

詳しい紹介ページはこちら
Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • 見過ごされる若者の貧困
  • CSR企業総覧
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日米の躍進銘柄を総まくり<br>発掘! 未来の成長企業

米国の株式相場上昇に目を奪われがちですが、日本でも未来を牽引する成長企業は確実に育っています。本特集では「新興成長企業」や「トップの通信簿」などのランキングを掲載。GAFAMやメルカリの次の新主役を探しましょう。

東洋経済education×ICT