都心部の店舗では、「焼肉のファストフード」を掲げて主に1人客をターゲットにしてきた。そのため2人席は少なく、家族で訪れる顧客はほとんどいない。一方、松戸南花島店では「ひとりでも、家族でも」と書いた垂れ幕を出し、1人客と家族客の両方の取り込みを狙う。店内の中央に1人向けの席を20席設置。加えて、壁に沿ってソファ席を34席設けて2人~4人での来店に対応する。
全体の席数も多い。都内の3店はそれぞれ21~29席と席数を少なくし、素早い商品提供と高い客席稼働率を実現した。だが、松戸南花島店は座席数54、駐車場も28台分を整備した。
平均滞在時間は郊外のほうが長い
都心部の店舗では平均25分という滞在時間だった。これに対し今回の新店舗は、「真ん中のテーブル席はどんどん回転するが、ソファ席には長いと1時間以上滞在する顧客もいる。平均の滞在時間は35分くらい」(焼肉ライクの有村壮央社長)という。
35分となると回転率が下がって収益が悪化しそうに見える。が、カレーやフライドポテトなどメニュー数を増やして追加注文を促すことで、客単価は通常店よりも100円ほど高い1500円になっている。
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