個人投資家がGW前に絶対やっておくべきこと 株が連休後に上がる可能性は「5分5分」だ

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日経平均は、159円高の2万1870円と続伸し年初来高値。しかし、TOPIXは、-1.12の1605.40といびつな構造。優待保有銘柄でホームセンターのDCMホールディングス(3050)が、2019年2月期末配当を1円増配し、14円とし年27円配当(中間配当13円)とすると発表した。ちょっと嬉しい。

【4月13日 土曜日】日経225先物は、210円高の2万2070円、NYダウは、269ドル高の2万6412ドル。1ドル=112.01円、1ユーロ=126.54円と円安進む。

ゼンショーグループのココスの優待休止は不可解だ

【4月15日 月曜日】かんぽ生命(7181)の売り出し価格が決まった。本日終値2474円(前日比-111円、4.29%)から4%ディスカウントし、2375円。印象としては、4%のディスカウントは大きいと思った。2015年11月4日のIPO(新規公開時)の売り出し価格は2200円、初値は2929円。日経平均は、298円高の2万2169円と続伸。昨年12月4日以来の2万2000円台回復。 

引け後、すき家を展開するゼンショーホールディングス(7550)の子会社ココスジャパン(9943)は、業績予想の下方修正と株主優待の休止と自己株式取得(100万株、20億円上限)を発表した。

業績の下方修正のサプライズはないが、株主優待の休止はサプライズだな。赤字に転落したわけでもないし、いきなり休止ではなく、年2回の優待を1回にするとかはできなかったのだろうか。株主にとっては、株価の厳しい下げが予想される。ココスは以前、優待目的で保有していたことはあるが、今は保有していない。

【4月16日 火曜日】 日経225先物は、40円安の2万2140円、NYダウは、27ドル安の2万6384ドル。9時11分、優待目的保有のKDDI(9433)を2550円(前日比+165円)で100株売り、9263円の利益確定。買いは、2018年11月2日に2450円で。NTTドコモ(9437)が最大4割安い新料金プランを発表したことで、ドコモは82円高の2386.5円と好感し、ソフトバンク(9434)も39.5円高の1334円、KDDIも139.5円高の2524.5円、楽天は、9円安の1064円となった。

政府からの価格値下げ要請で株価は下げてきたが、悪材料出尽くしか、またこの程度の値下げで済んだということでキャリア3社とも上昇することになったのか。日経平均は、52円高の2万2221円と4日続伸。

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