寝食を共にする勢いでスタートアップを支援 「ドコモ・イノベーションビレッジ」を率いる秋元副社長に聞く
学ぶことが多かった
秋元信行副社長はシリコンバレーで戦略的投資を担当してきた。当然、英語も堪能だ
――第1期プログラムを振り返って、どのように総括しますか。
ドコモ・ベンチャーズとしても学ぶことが多かった。社内外の協力を得てプログラムを進めていく中で、日本のスタートアップがどのような点に悩んでいるのかを知ることができた。私個人としても、これまでは米国のスタートアップと付き合った経験しかなかったので、日本のスタートアップの多岐にわたる関心事や課題を知ることができたのは、大きな収穫だったと思います。
米国での仕事は、コーポレートベンチャーキャピタル。これは、ドコモとの協業をアレンジし、ドコモとつなぐことが中心です。それに対し、今回のインキュベーションプログラムの場合は、参加チームが抱える日々の課題まで含めてサポートしていくので、かかわりの深さが違う。経営やビジネス上の課題について話し合うミーティングが毎週1回あり、まさにチームのメンバーとしてかかわっていくイメージだった。一緒に走って行く中で気づいたことも多かった。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら