元ソフトバンク社員がドコモでサービス作り

ドコモの支援プログラムに集まるスタートアップ⑥

WonderBeeの須藤勇人代表。大学時代には英語のネゴシエーション大会で日本一となり、世界大会に出場した。グローバル展開には自信を見せる(撮影:梅谷秀司)

NTTドコモのベンチャー支援プログラム「イノベーションビレッジ」に選ばれた企業を紹介してきたが、最後に紹介するのは、WonderBee(ワンダービー)」。新しいものづくりの潮流、"メイカーズムーブメント"に着目したサービスを開発するスタートアップだ。

同社の設立は昨年12月。開発を進めているのは、ハードウエア商品のレビューサービス「Make it!(メイクイット)」。専門家やブロガーだけでなく、ユーザーなら誰でも、商品に対するレビューを投稿できるようにする。

具体的なイメージは価格比較サイト大手の「カカクコム」だという。ただし、サービスの方向性は大きく異なるようだ。Make it!に並ぶのは、カカクコムに掲載されないような、新しく、とがった商品。「国内のサイトでは、グーグルグラスやソニーのスマートウォッチといった、新しい商品のレビューがないこともある。大衆向けではない商品をしっかりレビューできるようにしたい」(須藤代表)。

メイカーズの時代

須藤代表が見据えるのは、ものづくりの環境の変化だ。近年、レーザーカッターや3Dプリンターといったデジタル工作機械を用い、誰もが製品の作り手となるメイカーズムーブメントが注目されている。さらに、ネット上で多数の投資家から資金を募るクラウドファンディングの仕組みも広がり、以前より事業を立ち上げるハードルは下がりつつある。

こうした流れから、個人やベンチャーによる独自の商品開発・販売が急増すると考えているのだ。「特にネットやスマホと連携する商品が増える。スマホで遊べるスマートトイ(おもちゃ)、リストバンド型の商品も増えていくと思う」(須藤代表)。

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