敵を友人に変える「ニューロハックス」の威力 UCLA医学部教授が教える「脳をだます」技術

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「行動を続けるには、まずそのことを頭で考えなければならない」と思われているが、それは逆なのだという。簡単に「なし遂げる力」を高める「ニューロハックス」とは?(写真:LeoPatrizi/iStock)
世間一般では、“心を変えれば行動も変わる”と考えられている。自己啓発書やビジネス心理学書も、「不安を克服する」「できる営業担当者になる」「幸せになる」といった目標を実現するには、まず考え方を変えろと説いている。
しかし、どれだけ自己啓発書を読んでも、心をコントロールするのは簡単ではない。何年かけても、“心を変えることで行動につなげる方法”は学べない。なぜなら、前提となる考えが間違っているからだ。
だが安心してほしい。簡単に「なし遂げる力」を高める、科学的に裏付けられた「ニューロハックス」と呼ぶ方法がある。脳をだますトリックを使う方法で、敵を友人にすることもできてしまうほどだ(決して悪用しないで欲しい)。
今回、「ニューロハックス」について、『UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」』から抜粋し、一部編集のうえ掲載する。

ニューロハックス=「脳をだますトリック」

世間一般では、「行動を続けるには、まずそのことを頭で考えなければならない」と思われている。だが、それは発想が逆なのだ。つまり、まず小さな行動を起こし、それを頭で認識することによって、行動を続けられるようになる。

『『UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

このときにカギを握るのが自己認識だ。人は、自分自身をどう捉えているかに基づいて行動をとることが多い。

ブログを書き終えるか、カクテルを飲むか? あと10分走り続けるか、残りは歩くか? もう一日禁酒を続けるか、誘惑に屈してアルコールを解禁するか?

こうしたときに影響するのが、過去に似たような状況でとってきた行動と、その経験を通して自分自身に抱いているイメージだ。ブログ記事を書き終えることを習慣化している人は、途中でやめて酒を飲んだりはしない。過去の経験によって“すべきことを終えてから休憩をとる”という自己イメージが培われているので、それに合わせた行動をとるべきだという心理が働く。

ランニングをあと10分間続けるかどうか、禁酒をもう一日続けるかどうかも、過去の行動を通して自分をどう認識しているかに左右される。“あと一踏ん張り”を繰り返してきた人は、その自己イメージを保つために、苦しい状況でも、それまでと同じような行動をとろうとする。

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