不動産動き出す!

アベノミクス効果から不動産市場の回復が鮮明に

安倍晋三政権発足から1年強。日本の不動産が再び世界で脚光を浴びている。「今や世界中のファンド運用者にとって日本ほど魅力的な投資対象はない」と、大手外資系投資ファンドの幹部は話す。

2006~07年の不動産ミニバブル時に一斉に日本買いをした外資系ファンドは、リーマンショックで多くが撤退。その後、不動産市場は低迷が続いていたが、12年秋からの株高に伴って、不動産市場もじわりと回復の兆しを見せてきた。13年7月時点の都道府県地価調査(基準地価)では、東京など三大都市圏の地価が5年ぶりに上昇に転じた。

海外の投資マネーも変化の潮目を敏感に感じ取った。主要国の金融緩和で世界の投資マネーは理想的な投資先を探しているが「欧州には債務問題がくすぶり、米国の不動産市場は価格上昇が鈍っている。一方、アジアは政変不安や不動産価格高騰などの問題がある」(みずほ証券チーフ不動産アナリストの石澤卓志氏)。

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