外見で損する40代男性の「抜け落ちポイント」 服や装飾品を変えるだけで印象も一変
見た目で個性を表現するには、ベーシックなスタイルから徐々にエッジを効かせていくことで実現できる。例えばジャケットは、無地よりもチェック柄を選ぶことでおしゃれ度がアップ。シャツは、白無地よりも、華やかさのある淡いピンクを取り入れることで、少し色気のある着こなしを意識した。
そして何よりも慎重に選んだのがメガネだ。人の視線は真っ先に相手の「目」に向かう。つまりメガネほど注目を浴びるファッションアイテムはないのだ。フォーナインズ(999.9)のプラスチックとメタルが混合したフレームを選ぶことで、知的でセンスのよい印象が得られるように調整した。
大輔さんが新しいプロフィール写真を自身のウェブサイトに載せたところ、新規顧客からの問い合わせが急増! 余裕の感じられる見た目が、「クオリティーの高いサービスを提供してくれそうだ」という期待感を見る人に抱かせたのだと思う。
ほかにも予想外のプラス効果もあった。なんと、既存顧客の満足度が高まったのだ。サービスの質は同じなのになぜ? と疑問が生まれるが、おそらくこういうことだろう。大輔さんの外見がおしゃれになると、それに好感を持った既存顧客の意識の中で、サービス自体も実体以上の価値が感じられたのではないだろうか。これも、見た目の好印象が全体を底上げする「水増し効果」である。
センスがよく見えるプロフィール写真とは
実は、プロフィール写真にもはやりがある。
写真館のような場所で、作り笑顔や堅苦しい表情でポーズを取っても、共感は生まれない。今はもっとナチュラルな感じが好まれる。
例えば、誰かと談笑していたり、PCで作業をしていたり、日常の自然な1コマを切り取った写真のほうが人柄は伝わりやすい。スーツ姿でかしこまるより、ノーネクタイでジャケパン(ジャケットとパンツ)くらいのラフなスタイルのほうが親しみも湧く。プロフィール写真の撮り方次第で、あなたが時流に乗った人かどうかも見抜かれるということだ。
プロフィール写真は、あなた自身の分身である。そして、分身は本人も気づかぬうちにSNSで拡散され、大勢の人の目に触れられることになる。センスがよく、信頼感がある印象が広がっていくのか、やぼったい印象が広がっていくのかでは、あなたの評判のみならずビジネスにも大きな差を生む。
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